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2021.10.27マーケティング

インフルエンサーマーケティングのメリット・デメリットを解説!合わせて事例も紹介します

自社製品やサービスの情報を積極的に拡散させて利益に繋げたいのであれば、インフルエンサーマーケティングを行うのがおすすめです。インフルエンサーマーケティングとはSNSなどで大きな影響力がある人に自社製品やサービスを紹介してもらうことにより、大多数の消費者の購買行動に影響を与えるマーケティング手法の一つです。

 

そうしてインフルエンサーマーケティングを行うことによって様々なメリットがありますが、デメリットもあるので注意しましょう。それでは、インフルエンサーマーケティングのメリットやデメリット、実際に行われた事例について解説します。

 

【インフルエンサーマーケティングのメリット】

インフルエンサーマーケティングには様々なメリットがあります。既に影響力がある人に自社製品やサービスを紹介してもらうことによって説得力が生まれますし、高い宣伝力になるのが大きなポイントです。

 

それでは、インフルエンサーマーケティングのメリットについてご説明しましょう。

 

①説得力が高い

インフルエンサーマーケティングによる自社製品やサービスの紹介は基本的に説得力が高いのがメリットです。

 

たとえば自社製品やサービスを紹介したとしても、それが本当に自分にとってメリットがあるのか分かりにくいという懸念があります。企業側としても実際に使ってみてくれなければ分からないという部分がどうしてもあるケースもあるでしょう。

 

そんな時にインフルエンサーマーケティングを行うことにより、実際に自社製品やサービスを利用してもらうことで効果や結果を出してもらうことができます。ユーザーも自分の身近にいる人が体験したことによって親近感が得られるのが大きなポイントです。

 

インフルエンサーに説得力がある情報を発信してもらうことによって、より効率的に自社製品やサービスを宣伝することができます。

 

②情報が拡散されやすい

インフルエンサーマーケティングによって情報が拡散されやすいのも大きなメリットです。

 

インフルエンサーは既にSNS等でフォロワーやお気に入り者が数多くいるので、一つの発言が幅広く拡散されていきます。インフルエンサーマーケティングは、これを利用して自社製品やサービスを紹介してもらうことによって拡散してもらうのが狙いです。

 

より多くの人に自社製品やサービスの情報を知ってもらうためには、高い拡散力が必要になります。情報の拡散によって自社製品やサービスの認知力が高まれば、その分消費者の購買行動を促すことができるでしょう。

 

③自社製品やサービスを身近に感じてもらいやすい

インフルエンサーが自社製品やサービスを紹介することによって、多くのユーザーに身近に感じてもらいやすいのが大きなメリットです。

 

フォロワーやお気に入り者は、そもそも自分と何らかの共通点があるとフォロワーやお気に入り者になりたいと考えます。そのインフルエンサーが自社製品やサービスを利用して紹介しているところを見て、共通点がある自分も自社製品やサービスを利用したくなるような感情に訴えることが可能です。

 

企業が発信しているとなんだか敷居が高そうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、身近な人が発信していれば興味が湧きやすくなります。だからこそインフルエンサーマーケティングを行う時はフォロワーやお気に入り者がたくさんいる人を起用する必要性があると言えるでしょう。

 

【インフルエンサーマーケティングのデメリット】

インフルエンサーマーケティングには様々なメリットがありますが、当然ながらデメリットもあります。実はステマなのではないかと疑われたり炎上したりする可能性があるなど、状況に応じて適切な管理を行う必要性があるでしょう。

 

それでは、インフルエンサーマーケティングのデメリットについて解説します。

 

①ステルスマーケティングなのではないかと疑われる可能性がある

まず第一に気を付けなければならないのが、ステルスマーケティング、通称ステマなのではないかと疑われる可能性があることです。ステルスマーケティングとは、消費者に対して投稿された内容が宣伝だと気づかれないように宣伝行為をする行為です。

 

かつて企業がインフルエンサーに報酬を支払い、ステルスマーケティングを行わせていたことが問題になった時期がありました。今現在では減っているものの、未だにステルスマーケティングが行われているケースがあります。

 

消費者にとって、最初から『企業の商品やサービスの宣伝だとハッキリ分かっていること』

と、『実は企業の商品やサービスの宣伝でした』ということが後から分かるのでは印象がまるで違います。

 

ステルスマーケティングは、いわばサクラ行為やヤラセにも匹敵する行為なので、企業はもちろんインフルエンサーに対する印象を大きく損なう行為になってしまうのです。

 

ステルスマーケティングを行わないためにも、自社製品やサービスを紹介してもらう時は『#PR』や『#AD』など、ハッキリと広告やPR活動だと分かるようにしてもらう必要性があるでしょう。

 

②炎上する可能性がある

もう一つ注意しておきたいのが、宣伝を依頼するインフルエンサーをしっかり厳選しないと炎上する可能性があることです。上記でご説明したようにステルスマーケティングだとバレた時に炎上する可能性が高いですが、それ以上にインフルエンサーによる投稿内容によって炎上する可能性も十分にあります。

 

たとえばインフルエンサーが何か勘違いしていて、自社製品やサービスを酷評したり過激な投稿を行ったり、ユーザーに対して失礼な内容を投稿したりするケースが挙げられます。

 

この場合、インフルエンサーの配慮がない投稿によって自社製品やサービスが消費者にとって悪い印象に繋がってしまうと炎上する可能性があるでしょう。

 

③露出が少なくなる可能性がある

インフルエンサーにとってステルスマーケティングだと疑われること自体を危険視しているケースもあります。その場合、疑われないようにするために投稿回数を減らすことで、無用な疑いがかけられないようにしています。

 

しかし、露出が減ってしまうということは、それだけ自社製品やサービスが宣伝される回数も減ってしまうため、宣伝効果が発揮されにくくなるのが大きな問題です。

 

【インフルエンサーマーケティングの事例】

これまでに行われてきたインフルエンサーマーケティングの事例は、以下の通りです。

 

【ペット業界のインフルエンサーマーケティング】

ペット業界で行われたインフルエンサーマーケティングの事例の一つとして、Tomofun株式会社のFurboドッグシッターの紹介が行われました。

 

インフルエンサーとなったのは2020年8月時点で約57万7000人ものフォロワーがいるペット系インスタグラマーで、実際にFurboドッグシッターで撮影された映像を使った動画が公開されています。

 

キャプションや動画内にてコンテンツを丁寧に作り込んでいるため、大変訴求力が高いPR動画が人気を博しています。

 

【美容、コスメのインフルエンサーマーケティング】

美容・コスメ業界で行われたインフルエンサーマーケティングの事例の一つとして、花王株式会社のビオレUVの紹介です。

 

ビオレUVを紹介しているのは、Twitterで活動しており、2020年6月時点で約14.7万人のインフルエンサーで、ビオレUVの製品外観や実際に製品を使用している写真、文章で商品を分かりやすく紹介しています。

 

写真の中にも文章を入れて説明しているため、完成度が高いPR投稿になっています。

 

【グルメ、飲食店のインフルエンサーマーケティング】

グルメ・飲食店業界で行われたインフルエンサーマーケティングの事例の一つとして、山崎製パン株式会社によるインスタグラムのインフルエンサーです。

 

山崎製パン株式会社の商品を紹介しているのは、2020年6月時点で約17.1万人のインスタグラマーで、ベスト3のパンのおすすめ食べ方を紹介しているのがポイントです。アレンジして食べることが新しい発見となっており、ユーザーへの質問も行われているのでコミュニケーションが取れる場所にもなっています。

 

【まとめ】

 

インフルエンサーマーケティングは企業にとって大きな利益や知名度アップに繋がる手法です。より身近に感じられるインフルエンサーに依頼することで更なる購買行動を促すことができるでしょう。

 

インフルエンサーマーケティングには様々なメリットがありますがデメリットもあるので採用するインフルエンサーを厳選する必要性があります。

 

 

 

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