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2020.07.21インスタグラム

インスタグラムとUber eats(ウーバーイーツ)が連携を発表!企業にとってのメリットについて解説!

世界的に大手のSNSインスタグラムは、デリバリーサービスのUber eats(ウーバーイーツ)と連携を行いました。
インスタグラムからユーザーが注文を行えるようになり、連携店にとっての新たなビジネスチャンスとして広まっています。
ウーバーイーツに参加している企業は、この機会にインスタグラムとの連携も考えられるでしょう。

こちらでは現在行われているインスタグラムとウーバーイーツの連携について解説し、そのメリットを確認します。
この機会に、2つのサービスを上手に活用する方法をチェックしてみましょう。

 

【インスタグラムとUber eats(ウーバーイーツ)が連携を開始】

インスタグラムはウーバーイーツとの連携を発表し、自社のサービス内で料理の注文を行えるようになりました。
アメリカやカナダで先行的に実施されていた連携ですが、2020年4月27日には日本にも同サービスが上陸しています。

主に新型コロナウィルスの影響を受けている飲食店の支援のために行われ、ウーバーイーツを利用している企業であれば簡単にサービスに参加できるようになっているのが特徴です。
店舗営業からデリバリーのみに切り替えているお店にとっては、インスタグラムでも商品のアピールが行える点は大きな魅力になるでしょう。
今後はインスタグラムとウーバーイーツをいかに組み合わせて考えるのかが、ひとつのポイントになると想像できます。

 

<「料理(食事)を注文」スタンプの投稿やアクションボタンの設置が可能>

インスタグラムとウーバーイーツの連携における主な機能は、「料理(食事)を注文」スタンプの投稿やアクションボタンの設置です。
所有しているインスタグラムのビジネスアカウント上で、自社のウーバーイーツ情報を紐付けることができます。

「料理(食事)を注文」スタンプはインスタグラムのストーリーズに投稿でき、そこにリンクされたページへ顧客を誘導することが可能です。
ストーリーズ上に自然な流れで自社の料理を載せられるので、広告としての高い効果に期待できます。

さらにインスタグラムのプロフィールにも、料理の注文を行えるアクションボタンの設置が行えます。
アクションボタンからでもウーバーイーツのページに移行できるので、プロフィールでアピールしつつその場での注文につなげていくことも考えられるでしょう。

これらの機能は企業側からの押し付けではなく、あくまでユーザー側からの能動的な動きに準じているのがポイント。
過度な広告掲載はときにユーザーの心象を悪くし、逆効果になる恐れがあります。
インスタグラムとウーバーイーツの連携に関しては、そういった形ではないので評価できるでしょう。

 

画像元:https://www.pakutaso.com/20180104023post-14932.html

 

<サービスに参加できる企業とは>

インスタグラムとウーバーイーツの連携サービスに参加できる企業は、以下のような条件の下で決められます。

・インスタグラムのビジネスアカウントを所有している
・ウーバーイーツの加盟店である

以上の条件を満たすことで、インスタグラム内でウーバーイーツの連携サービスを利用できます。
利用においては無料で始められるため、負担なくインスタグラムでウーバーイーツのサービスを始められるでしょう。

インスタグラムの新規開設はもちろん、ビジネスアカウントへの変更事態も無料で実施可能です。
ビジネスアカウントにすることで、連絡先の登録やインサイトによるアカウントの分析、広告の出稿などができるようになります。

特にインサイトによる分析機能を使うと、アカウントのインプレッション数やフォロワーアクティビリティ
(フォロワーがインスタを利用する1日の平均回数)といった貴重なデータが確認可能となるのがメリット。
企業としてインスタグラムを使う際の必須条件とも言えるので、まだ一般アカウントの場合にはこの機会に変更がおすすめです。

画像元:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3-%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1-3781384/

 

【インスタグラムとUber eats(ウーバーイーツ)の連携が企業にもたらすメリット】

インスタグラムとウーバーイーツの連携は、多くの飲食店、特に中小企業にメリットを与えます。
どのようなメリットがあるのかを、下記から解説します。

<ユーザーの目に触れる機会が増える>

単純に自社商品をユーザーにアピールする機会を増やすことができる点は、本サービスのメリットです。
インスタグラムのストーリーやプロフィールを活用できるので、多くのユーザーの目に触れる機会を作ることができるでしょう。
ウーバーイーツのサービス内だけで満足な売上が実現できないときには、インスタグラムとの連携がポイントになります。

インスタグラムは日本国内にも多くの利用者がいて、2019年にはフェイスブックのMAU(Monthly Active Users)を超えて3,300万人以上になったというデータも見られます。
画像や動画で情報を得られるという気軽さは現在も人気で、これからも大勢の利用者がインスタグラムを使うことが予想されるでしょう。
インスタグラムのユーザーをウーバーイーツでもターゲットにできる点こそ、今回の連携がもたらす最大のメリットです。

 

<インスタグラムでの集客=ウーバーイーツへの集客につながる>

今回の連携によって、「インスタグラムの集客を進めること=ウーバーイーツの集客も進む」という図式が生まれたこともメリットです。
インスタグラムのフォロワーを増やしていくと、それだけプロフィールなどからウーバーイーツの商品をチェックしてもらいやすくなります。
特に新規でインスタグラムを始める際には、この集客の手間をまとめられる点が企業側にとってのメリットになるでしょう。

既にインスタグラムに多くのフォロワーを抱えている場合にも、よりウーバーイーツへの誘導がしやすくなるというメリットがあります。
スタンプやボタンによるアピールがそのまま注文につながるので、さらなる売上アップに期待できるでしょう。
インスタグラムのアカウントを所有している企業と、これから作成する企業の両方に利益がある点は、今回の連携が持つ魅力ですね。

 

<ユーザーが注文スタンプをシェアして拡散できる>

インスタグラムとウーバーイーツの連携サービスでは、ユーザーが注文スタンプをシェアして拡散できる機能も追加されました。
ユーザーの方から積極的に情報を広められる制度となっているので、料理を注文しない顧客もまた大事な存在になるのです。

「たくさんの料理を注文できないけど、応援のためにスタンプをシェアしよう」といった、ユーザーの行動心理にも期待できます。
見込み顧客(自社のサービスを利用する可能性のある顧客)が、潜在顧客(自社のサービスをまだ知らない顧客)へスタンプをアピールするという顧客同士のつながりも、
シェア機能によって起きることが考えられるのです。
多角的な宣伝効果に期待できることは、インスタグラムとウーバーイーツの連携のメリットに数えられるでしょう。

 

画像元:https://www.photo-ac.com/main/detail/3328350?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%82%92%E6%93%8D%E4%BD%9C%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%A7

 

【インスタグラムとUber eats(ウーバーイーツ)の連携は今後の発展にも期待】

インスタグラムとウーバーイーツの連携は、新型コロナウィルスの影響が大きく関係しています。
そのため、2020年7月時点の現状を考えると、まだまだこれからの発展にも期待できるサービスだと言えるでしょう。
インスタグラムとウーバーイーツの連携に期待したい今後のポイントを、下記でチェックします。

<複数のサービスとの同時連携>

今後はウーバーイーツ以外のサービスも、インスタグラム内で簡単連携ができるようになることに期待ができます。
デリバリーサービスだけでなく、医療や情報発信などのサービスが連携できれば、インスタグラムの利便性はさらに高まります。
これからの追加の連携情報をチェックして、サービスのさらなる充実を確認していきましょう。

 

<連携サービスの認知度拡大>

インスタグラムとウーバーイーツの連携サービスは始まったばかりなので、まだまだ国内での認知度が低い状態です。
そのためこれからしばらくは、サービスそのもののアピールに力を使うことに期待されるでしょう。
連携サービスの認知度が高まれば、インスタグラムを始める飲食店の増加や、それを利用・拡散するユーザーの活性化にもつながります。
それは事業者全体のメリットを生み、連携サービスを使うことによる効果を大きくするきっかけにもなるのです。
しばらくは認知度アップのための広告などによる、「サービスそのもののアピール」にも注目されるでしょう。

 

【まとめ】

インスタグラムとウーバーイーツという巨大コンテンツの連携は、多くの事業者のビジネススタイルに影響を与えると予想されます。
飲食店を経営しつつ、ウーバーイーツを活用しているのなら、この機会にインスタグラムによる宣伝をより強化していくことがおすすめです。
それぞれSNSコンテンツとしての特徴とデリバリーサービスとしての特徴を活かした、相乗効果に期待していきましょう。